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鳥のいない森
ものがたり進行中。少しずつ更新していきます。
おはなしのあらすじ
森にもの言わぬ大きな鳥と女の子が暮らしていました
けれどある日女の子が目を覚ますと鳥は姿を消していました
鳥には取り返すべきものがあって旅立ってしまったのです
鳥を探して女の子はひとり森をさまよいます
ふたたび鳥に会うことはできるのでしょうか
ふたりの夕食
焚き火のそばで共に眠る夜
木の上で寄り添う
ある朝起きると鳥はいなくなっていました
女の子は哀しみにくれます
鳥のいなくなった森は暗くて孤独です
空は暗くなり冷たい雨が容赦なく打ち付けます
雨をよけて岩場の洞穴に眠ります
古い石像がまつられたあとがあります
神々と魔が混在する夜をすごします
つづく
このものがたりはコロナ禍のなか、誰も知り合いのいない街に仕事のため引っ越して家にこもっていたとき、自由帳に描きはじめたものです。
互いを思いやり、寄り添い触れ合うことをうばわれた時代に、大切なものは何だろうと考えながら描いています。
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